パーソナルジムを経営して2年以上になりますが、過去200人以上のお客様を見てきて思うのが、痩せている方ほどもっと痩せたいと思い過ぎているということです。
BMIという身長と体重の比率を見て適正な体重を割り出すという方法があるのですが、これが危険水域に達しているにも関わらずまだ痩せたいという方が女性には非常に多く見られます。
出来ている人ほどもっとやらなければと思い、出来ていない人ほど自分なりに頑張っていると思い込むダニングクルーガー理論そのままだと思うのですが、実際に女性の場合の適性は18.5〜25 と言われています。
この基準以下になってしまうと様々なデメリットがあるので本日はそちらについて書かせていただきます!
生活習慣病リスク
生活習慣病と言えば太っている人に多そうなイメージですが、実は痩せ過ぎも生活習慣病のリスクが高まります…
BMIが18.4以下の場合、栄養不足によって心血管に障害を起こしやすくなるそうです。癌による死亡率上昇呼吸器系疾患(肺炎など)による死亡率上昇虚血性心疾患(心筋梗塞など)による死亡率上昇脳血管疾患(脳梗塞など)による死亡率上昇も考えられます。
サルコペニア予備軍
体重減を意識するあまり極度なダイエットに取り組み筋肉が衰えまくっている人もたくさんいらっしゃいます。
このような方は将来サルコペニアと呼ばれる筋肉量が減少することで、握力や下肢筋・体幹筋など全身の「筋力低下が起こること」を疾患になる可能性が高くなります。歩くスピードが遅くなる、杖や手すりが必要になるなど、「身体機能の低下が起こること」を指し、低筋肉症とも呼ばれ日常生活に支障をきたすレベルにまでなります。
歳を取ってからでも筋肉をつけることは可能ですが、いまより間違いなく大変になるので見て見ぬ振りをせずいまの間に対処しましょう。
生理が止まる
過剰なダイエットをし続けると身体が飢餓状態に入り、生理が止まってしまう閉経を迎える可能性があります。
これは過剰な運動や食事制限が原因となるのです…
あまりにもストイックにやりすぎると30代で閉経してしまう可能性も十分にあり得ます。
痩せて綺麗になって、結婚して子供が欲しいと思いはじめたダイエットなのに目的を見失うと閉経してしまい子供が産めなくなる可能性もあるのです。
子供を産みたいと切に願う人は過剰なダイエットはいますがにでもやめてください。
まとめ
モデル体系を目指されている方でもBMIは19までにしてくださいと私は常々伝えています。
BMIが25以下であれば標準体であるので、それでも体型が気に入らないと言うことは、脂肪がつきすぎているのです。
脂肪を減らすためには必ずトレーニングをして筋肉をつける必要があります。
体重だけ下がっても筋肉が減って脂肪が増えていると見た目は変わらないどころか太って見えます…こうなってしまうと本末転倒ですので、必ずトレーニングとも並行する様にしてください🙇
▪️田村広大プロフィール▪️
1986年6月3日生まれ、寅年、ふたご座、O型、大阪市港区出身、守口市在住、33歳。
妻、咲良♀4歳、桃香♀1歳の4人暮らし
港幼稚園→波除小学校→市岡東中学校→関西大学第一高等学校→関西大学法学部法律学科
銀行員→消防士→保険募集人→予防医療診断士、パーソナルトレーナー
保険の仕事中にお客様が病気で倒れたことをきっかけに保険の限界を感じ、パーソナルトレーニングやダイエットを通じて、病気にならない環境づくり、健康寿命を延ばす社会づくりをしています!
グランフロント大阪でワークアウトソシオのキャプテンとしてダイエットのグループレッスンを行なっています!
天六や守口でもダイエットグループレッスンやダイエットセミナーを行なっていますので、質問やセミナー情報、お申込みは下記のLINE@からお願いします。
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